「瑠璃でもなく玻璃でもなく」
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瑠璃でもなく、玻璃でもなく
著者:唯川恵 |
形の見える幸せを望む26歳の美月。だけど妻のある男性とつきあっているため結婚は出来ない。
仕事の逃げ場として結婚した34歳の英利子。結婚4年、特別不満があるわけではないけれど単調な毎日に「これで良かったのかな」と思うことも。
一人の男を挟んで交互に語られる二人のそれぞれの不安と不満、やがて美月は結婚したい気持ちを抑えられないようになり、英利子は専業主婦から料理研究家の秘書へ。
立場の違う女性たちを描いた「隣の芝生」的な物語は著者のお得意のところですが何というか、きれいにまとまっちゃっててちょっと(?)物足りない。
ダンナに一方的に離婚を言い渡された英利子はものわかりが良すぎるし美月にしてもいくら結婚したいからって・・・て感じ。
美月に気がありそうな美月に気がありそうな友章と英利子も仕事上で知り合ったりで夫以外のところでもつながりが出てくるのですがそれがばれて一悶着、なんて展開もなくあっさりとした結末にひょうしぬけ。
この著者にはもっとどろどろしたものを期待していたのですが。
でも、一気に読めてしまいます。
★★★☆(2008.10.25)
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