「地下鉄に乗って」
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地下鉄(メトロ)に乗って (講談社文庫)
著者:浅田 次郎 |
映画の地下鉄(メトロ)に乗ってをTVで観たのですがいまいちよく分からなかったので
原作の方を読んでみました。
四十代半ばのサラリーマン、小沼真次(こぬま しんじ)が、地下鉄構内で何度かタイムスリップしながら、不仲な父の過去や三十年前に亡くなった兄の死の真相などを知っていくという物語。
ワンマンな父が若い頃はこんな苦労をしていたのか、とかは判ったのだけれどそれがどうしてこういう性格になってしまったのかというところは語られず父との確執を解消するには至らない。(そこが一番重要なんじゃないの?!と思うのだが)
それにタイムスリップをさせられていた本当の理由が父親ではなかったことが意外というかびっくりでした。
びっくりというよりがっくり、かも。
最後でこうなっちゃうの?と。
真次の愛人・みち子の行動も腑に落ちず共感できませんでした。
「思わず涙がこぼれる」はなかったです。
★★★ (08.8.6)
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