「オレンジの季節」
![]() |
オレンジの季節
著者:鯨 統一郎 |
結婚の条件をのんで泣く泣く会社を辞めて専業主夫となった立花薫。
大家族の中で慣れない主夫業に悪戦苦闘しつつも、やるからには真剣に、という
薫を少しづつ認めていく家族。
そのうち家族のいろいろな問題が浮き彫りになっていく。
と、そこでいきなり話が思いも寄らない方向に・・・。
専業主夫への偏見(本人含む)や同居する妻の姉妹たちとの関係などおもしろく読んでいたのですがラスト10数ページのところでいきなり「殺戮の章」?!
訳の分からない展開にびっくりしている間に読み終わりなんでこんなラスト?と何ともがっかりな感じ。
この著者の本ははじめてですが帯に「え”! 鯨統一郎が家族小説!?」とあったので
普段はこういうジャンルの話を書く人なのか・・・?
著者のファンの人には良いのかもですが初めましての私は「平和の章」をもっと深く読みたかったなぁと思いました。
大家族の設定なので仕方ないですが登場人物(家族)多すぎてあまりそれぞれが語られていないところが残念。
女の人でもバリバリ働く人が増えてきてもしかしたら主夫も増えているかもしれないのでそういう意味でおもしろく読んでいたのでオチにはがっかり。
★★★ (2009.10、6)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)









最近のコメント